私たちは、リサイクルの課題を「意識の問題」や「モラルの問題」だけで解決できるとは考えていません。なぜなら、善意や志だけに依存した仕組みは、忙しさや価格競争の中で、いずれ形骸化してしまうからです。そこで環境社が重視したのが、判断基準としての ethical recycle
です。
ethical recycle
とは、「倫理的に良いことをしよう」というスローガンではありません。法令遵守を前提としながら、処理工程・取引・価格のすべてについて、社会的に説明できるかどうかを判断軸に据える考え方です。現在のリサイクル業界では、法律は守っているものの、なぜその方法を選んだのか、なぜその価格が成立しているのか、なぜその流れで問題が起きないと言えるのか、を十分に説明できないケースが少なくありません。ethical
recycle
は、こうした曖昧さを残したまま循環させることを良しとしません。「適法かどうか」ではなく、「適法であることを前提に、社会的に妥当か」を問い続けます。
環境社では、ethical recycle
を特別な取り組みではなく、最低限守るべき判断基準として位置づけています。誰が担当しても、どの案件であっても、同じ基準で判断できること。説明責任を特定の個人の良心に委ねないこと。それが、健全なリサイクルを継続するために不可欠だと考えています。
ethical recycle
を実践することで、処理は「終わったか」ではなく、「説明できる状態になったか」で評価されるようになります。その積み重ねが、結果として無理のない工程、責任ある価格、信頼できる循環につながっていきます。
環境社が ethical recycle
を選んだ理由は明確です。それは、健全なリサイクルを一時的な理想ではなく、当たり前の基準として定着させるためです。ethical
recycle
を実践した結果として成立する状態が、私たちの考える「健全なリサイクル」です。そして、その循環を社会に根づかせるための思想が「未来cle」です。
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