代表あいさつ
正直な行動が、正しく選ばれる社会へ。
「未来cle」という、私たちの挑戦。
代表取締役 藤木 健
私たち株式会社環境社は、2004年の創業以来、金属リサイクル事業を通じて、「資源の循環」と「責任の所在」に向き合い続けてきました。
現場に身を置く中で、私たちは一つの現実を強く認識するようになりました。それは、法令を守ることは大前提でありながら、それだけでは社会の信頼も、持続可能な未来も十分には守れないということです。
リサイクル業界では、不法投棄や盗難、不適正処理といった問題が起きるたびに、後追いで法規制が整備されてきました。一方で、価格や効率が優先されるなか、処理工程の不透明さが残り、業界全体への不信感につながってきた側面も否めません。
近年では、不正ヤード業者の存在や金属窃盗の問題が社会問題化し、建設・解体・リサイクルに関わる業界全体が、「どこで、誰が、どのように処理しているのか」をこれまで以上に問われる状況に入りました。業界団体や元請企業が処理ルートの透明性を強く求め始めたのも、こうした社会的背景があってのことです。
こうした課題に対し、私たちは「Ethical
Recycle(エシカル・リサイクル)」という判断基準を掲げてきました。それは、法令遵守を当然の前提としたうえで、処理工程や取引のすべてにおいて説明責任を果たすことを重視する姿勢です。たとえ法的な義務がなくとも、有価物の最終処理までを自社の責任として管理し、工程を明示する。「分からないものを、分かったことにしない」。この姿勢こそが、事業を健全に継続するために欠かせない判断だと、私たちは考えています。
しかし現実には、正直な取り組みほど手間とコストがかかり、価格競争の中では選ばれにくい場面も少なくありません。それでも私たちは、その先にある「未来cle(ミライクル)」を目指しています。
未来cleとは、Ethical
Recycleという行動基準を土台に、正直な行動が、長期的に評価され続ける社会構造を、自らの事業を通じて実証していく挑戦です。障害者雇用についても、過去の失敗から学びながら、持続可能な形を模索し続けることを含め、環境リテラシーの啓発や取引先との対話を重ね、「正しい循環」が特別な努力ではなく、当たり前の選択として受け入れられる土壌を育てていく。それが、私たちが次世代に残したい未来です。
これからも環境社は、「リサイクルをブラックボックスにしない。根拠ある説明と対話を尽くし、行動の価値が正しく評価される取引を広げる」という考えのもと、一つひとつの現場と誠実に向き合い続けます。
代表として、説明から逃げないこと。責任の所在を曖昧にしないこと。正直な行動が正しく選ばれる未来を、諦めずに引き受け続けること。その覚悟をもって、皆さまと共に、持続可能な未来への確かな一歩を積み重ねてまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。


環境社では、制度と現場、社会とのあいだに生じる説明責任の断絶を、事業者として補完し続けています。



目先の都合ではなく、未来の誰かに語れる判断かどうかを基準にします。
処理・負荷・リスクを、他者や未来に転嫁する選択はしません。
第三者に筋道立てて説明できない選択は、たとえ効率的であっても選びません。
短期的な利益や自己都合を理由に、社会や未来への影響を軽視しません。
自尊心や自己肯定感を損なわず、人として幸せでいられる行動を、事業の判断基準とします。
環境社のロゴは、「売り手よし・買い手よし・世間よし」という三方よしの考え方を、判断の前提として位置づけたものです。
三つの点は、事業者・取引先・社会の三者を表しています。いずれか一方に偏った判断は、一時的には成り立っても、長期的な信頼や事業の継続性を損ないます。環境社では、三者のどこかに無理が生じていないかを問い続けることを、取引や業務判断の前提条件としています。
このロゴは、そうした均衡の取れた判断を常に意識するための象徴です。
環境社では、日々の判断や行動の拠り所として、「地球市民としてどう行動するか」を明文化したクレドを定めています。
CONTACT
株式会社環境社
〒990-2412
山形県山形市松山二丁目9番57-2号(兼住宅展示場)